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No.344の冒頭3ページを私はたぶん一生忘れない
取り戻した仲間の目たちがずらっと並ぶ
どこから取り戻したのか
クラピカが語りだす
納得できる職業から驚きの職業までがずらりと並ぶ
以前クラピカは、交遊録手に入れて一網打尽にすると言ってました。
手に入れたんだ。そして、順に潰していったのだ。
クラピカが語りだす
納得できる職業から驚きの職業までがずらりと並ぶ
以前クラピカは、交遊録手に入れて一網打尽にすると言ってました。
手に入れたんだ。そして、順に潰していったのだ。
きっと始まりはノストラードの娘。
ボス、私に緋の目を譲って頂けませんか
ボス、私に緋の目を譲って頂けませんか
美しいですよね、実は…手元に置いておきたくてたまらないんです
そんなことを言って
交友と緋の目を手にしたのでしょうか
その時の心中察するにあまりある………
なおも続くクラピカの言葉
「脅す」やっぱりしてたのね。これは予想妄想していました。
人の弱みを握ってそこを狙う。一番相手から有無を言わさずに奪える。
ただし、恨まれる覚悟が必要で。相手と自分の醜い人間性が見えてしまう。
「すかす」この言葉は、痛かった。すかす…って普段使わない言葉なので
最初はピンとこなかったけれど、要は相手の機嫌をとること。
これをするクラピカが想像ができない。
以前レオリオに言っていた「私の誇りなど、仲間も苦しみに比べたら意味のないものだ」
本当に誇りを意味のないものとして…相手の望む自分の役割を演じたのだろうか。
やり遂げたからには、完璧だったはず。
それもまた、悲しい。
そんなことを言って
交友と緋の目を手にしたのでしょうか
その時の心中察するにあまりある………
なおも続くクラピカの言葉
「脅す」やっぱりしてたのね。これは予想妄想していました。
人の弱みを握ってそこを狙う。一番相手から有無を言わさずに奪える。
ただし、恨まれる覚悟が必要で。相手と自分の醜い人間性が見えてしまう。
「すかす」この言葉は、痛かった。すかす…って普段使わない言葉なので
最初はピンとこなかったけれど、要は相手の機嫌をとること。
これをするクラピカが想像ができない。
以前レオリオに言っていた「私の誇りなど、仲間も苦しみに比べたら意味のないものだ」
本当に誇りを意味のないものとして…相手の望む自分の役割を演じたのだろうか。
やり遂げたからには、完璧だったはず。
それもまた、悲しい。
「金を渡す」どれだけのことと引き換えに集めた資金だろうか。
緋の目を奪い返すこと自体も辛さが伴うのに、
そのために必要な莫大な資金をどんなに辛い手段で集めたのだろうか。
たった三つの言葉が
凄まじい彼の苦しみと、その苦しみを超える復讐心を語っている。
そして
緋の目を奪い返すこと自体も辛さが伴うのに、
そのために必要な莫大な資金をどんなに辛い手段で集めたのだろうか。
たった三つの言葉が
凄まじい彼の苦しみと、その苦しみを超える復讐心を語っている。
そして
「何かを失っていった」失っ………。
失ったと聞いて、私が言葉を失った。
クラピカの、大切な、何かを、失った。
あまりにもむごい現実だと思った。
言葉にしたくないけどでも、それはまぎれもなくクラピカの心。
そして、更に言葉にはしたくないけれどもしかしたら、からだも。
失ったと聞いて、私が言葉を失った。
クラピカの、大切な、何かを、失った。
あまりにもむごい現実だと思った。
言葉にしたくないけどでも、それはまぎれもなくクラピカの心。
そして、更に言葉にはしたくないけれどもしかしたら、からだも。
作中で具体的に描かれず、言葉だけで終わったということはつまり
読者には見せられないほど酷いエピソードということなのか
それとも酷いのはこれから描く方なのか。
酷いものほど、残念ながら物語は盛り上がるのだから。
酷いものほど、残念ながら物語は盛り上がるのだから。
何かを得ると何かを失う
私自身これは働くようになってよくわかった…
雇われの身で給料を得るということが
どんなに残酷なことなのか
自分は絶対におかしいと思っても
上の命令、組織の方針であればそれを実行しなければならない
それが仕事…給料をもらうということだから
わかっていても
何度も泣いたことがある
なぜなら、それは自分の心を殺すことだから
小さな心も、大きな心も、幾度も殺してきた
引き換えに、金を得、生きてきた
こんなちっぽけな私ですらそうなのだから
クラピカのことを考えるとどれだけの心を殺してきたのだろうと
胸がしめつけられる。
「残りの目を持つ最後の獣」
クラピカが写真を見ながら言います。
"最後"と断言できるのはどうしてなのでしょうか。
つまり例の大量の緋の目動画で、数の確認までもができるということ?
雇われの身で給料を得るということが
どんなに残酷なことなのか
自分は絶対におかしいと思っても
上の命令、組織の方針であればそれを実行しなければならない
それが仕事…給料をもらうということだから
わかっていても
何度も泣いたことがある
なぜなら、それは自分の心を殺すことだから
小さな心も、大きな心も、幾度も殺してきた
引き換えに、金を得、生きてきた
こんなちっぽけな私ですらそうなのだから
クラピカのことを考えるとどれだけの心を殺してきたのだろうと
胸がしめつけられる。
「残りの目を持つ最後の獣」
クラピカが写真を見ながら言います。
"最後"と断言できるのはどうしてなのでしょうか。
つまり例の大量の緋の目動画で、数の確認までもができるということ?
「その中に…」に続く言葉は?やはり、パイロ…でしょうか?
また、残りが誰かわかっているみたいですがどうしてでしょうか。
頭部とセットの状態で動画にあがっているという説もありますが
私の想像では取り戻す度に
ダウジングで一人一人名を呼んで確認したのではないでしょうか
ダウジングで一人一人名を呼んで確認したのではないでしょうか
恐ろしい程に苦しい作業ですけれど
クラピカなら、きっと。
だから、残りの数と、動画内の数が一致すれば
残りの全てが誰たちなのか、自ずとわかってしまうでしょう。
確かヨークシンのオークションでは
現存するのは36対って言ってましたよね。つまり、72個。
クラピカの手元にあるのはおそらくその半分あるかないか。
うん。確かに、残り全部なら大量と言えますね。
クラピカなら、きっと。
だから、残りの数と、動画内の数が一致すれば
残りの全てが誰たちなのか、自ずとわかってしまうでしょう。
確かヨークシンのオークションでは
現存するのは36対って言ってましたよね。つまり、72個。
クラピカの手元にあるのはおそらくその半分あるかないか。
うん。確かに、残り全部なら大量と言えますね。
目が大きくてでも前より大人になった表情のクラピカの
妙な色気と迫力に、見入ってしまいます。
妙な色気と迫力に、見入ってしまいます。
パイロ、と心中で語りかけるクラピカを見て、納得しました。
あの冨樫が出すタイミングを失っただけとはいえ
あの冨樫が出すタイミングを失っただけとはいえ
一度は裏設定回しのボツにした追憶編を
映画記念のタイミングにお蔵出ししたのがとても意外だったけど
映画記念のタイミングにお蔵出ししたのがとても意外だったけど
こうやってクラピカの今後にどうしても関わってくるから
追憶編を出しておくほうがいいし、本編で改めて描く必要がなくなるという
きちんと意味のあるお蔵出しだったのだと納得しました。
クラピカが、"自分の"旅を諦めていなかったことに涙。
こんなにボロボロになっても自分を諦めてない。
生きようとしている。よかった。本当によかった。
生きようとしている。よかった。本当によかった。
親友との約束を守ろうと、成就させようと。
でも、心に映るパイロの姿は最後に見たときのように小さくて。
クラピカが自分を生きることを諦めていないことは
とても大事なことだけど同時に
"何処へ行く?"と答えのない問いを投げているこれは
つまり"どう"生きていくのかがまったく見えていないということで
つまり"どう"生きていくのかがまったく見えていないということで
同じぐらいとても危険。
仲間の目を取り戻すまではなんとしても何をしてでも生きるだろうけど
成し得た時、目的がなくなる瞬間の心の隙を狙われたら
ひとたまりもないということ。
生きる目的を持たないとクラピカの命は消えてしまうのだと、
0巻の先生のコメント以上にこのページはクラピカの未来を不透明にしたと思った。
クラピカがこの先も生きていけるかどうか
ギリギリのところで今揺らいでいる。このままでは危ない。
お願いだから、見つけて。
いえ、思い出して。
いえ、思い出して。
あなたが本当に欲しかったものを。
あなたが本当に望むものを。
私がフィギュアスケートを見てきた経験からも
それはとても難しいことだとわかっているけれど。
選手は皆オリンピックを目標に競技・練習に臨み続け、
選手は皆オリンピックを目標に競技・練習に臨み続け、
オリンピックを終えた後、
その多くは闘争心も目標も何もなくなってしまいリンクを去るのを
目の当たりにしきた。
その多くは闘争心も目標も何もなくなってしまいリンクを去るのを
目の当たりにしきた。
それこそ、トップの中のトップの限られた心の持ち主を除いて。
「何処へ行く…? 迎える人も 帰る場所も オレには 何一つ 無いのに」
この独白は、
あの悲劇が起きてからずっとずっとずっと押し殺してきた
彼の本心。彼の叫び。そう思います。
あの悲劇が起きてからずっとずっとずっと押し殺してきた
彼の本心。彼の叫び。そう思います。
ようやく、目的を成し遂げる目前まで来て
つまり、目的達成の後を朧げにでも考えたことで
その思いが強まって現れいでたもの。
クラピカの心の中には
ゴンキルアレオリオは帰る場所としても迎える人でもないのだとわかり
とても悲しかった。
でも、これではっきりした。
クラピカは、パイロはじめ同胞のこともゴンたちのことも
「仲間」と呼ぶけれど、意味は異なっているのだと。
きっと、同胞は「家族」で、ゴンたちは「親友」ということ。
どんなに大切で素晴らしい親友ができたとして
家族とは異なる存在。家族とはならない存在。
おかえりと迎えてくれて、ただいまと笑顔になれるのは家族だけ。
家族の元を離れてお互いを尊重し合って楽しくいられるのが親友。
どちらも大切だけど、意味はまったく違う。
だから、家族を幼くして失ったクラピカには
例え新しい素晴らしい親友ができていても
どうやったって、迎える人も帰る場所もない。
だから、旅立とうにも、ホーム…出立する場所が空っぽなのだ。
でも、
ならばクラピカの心はどうやったって救われないということ?
ならばクラピカの心はどうやったって救われないということ?
このクラピカの心の闇を晴らすには
同胞が蘇るか、家族を得るか。
ゴンたちじゃダメ?
それとも、ゴンたちを家族と思える展開が待つのか。
それとも、救われないままになってしまうのか。
この闇が晴れるかどうかが、クラピカの生死を左右する気がしてならない。
レオクラーとしての意見追記すると
何言ってるのクラピカ!
レオリオが生涯のパートナーじゃんか!とも悲しくもなりますが
レオリオが生涯のパートナーじゃんか!とも悲しくもなりますが
でも、私のレオクラ感は寄り添い合うというより
背中預け合ってお互い個々に自分を生きるなかで手を重ねあう感覚なので
その意味ではこれで…いいのです。
仲間の目を集め終えたらクラピカの旅が始まるということは
クラピカは、もう旅団に復讐するつもりはないのでしょうか?
クラピカは、もう旅団に復讐するつもりはないのでしょうか?
旅団といえば
クロロにかけた念ってどうなったのか。
クロロにかけた念ってどうなったのか。
クロロと戦いたいと一緒にいたはずヒソカはとうに一人になってて
選挙編でひと暴れしてますよね。
それって、戦う約束をして別れたのかそれともヒソカが戦って勝ったのか。
選挙編でひと暴れしてますよね。
それって、戦う約束をして別れたのかそれともヒソカが戦って勝ったのか。
旅団的にクラピカへの報復は諦めたのかそうでないのか。
ノブナガとかはまだその気?
でもクロロはクモを犠牲にしてまで報復はしないスタンスだし。
旅団絡みも気になる。
旅団絡みも気になる。
ちょっとここで脱線させてもらうと
マッド版映画の緋色の幻影で
マッド版映画の緋色の幻影で
人形パイロとクラピカの
楽しかった?辛いこともたくさんあったが、新しい友を得た。
のやりとりにすごく違和感を覚えていたのです。
やっぱりそう感じたのは間違いではなかったのだと得心できました。
今回の344を読むと「クラピカの旅」はスタートしていないということ。
だから、旅から"戻った"クラピカにパイロが投げかける言葉を
旅を始めてすらいないクラピカに言うわけも、クラピカが答えるわけもないのだ。
クラピカが、無事自分の旅をしたとして
パイロはクラピカをお帰りと迎えることがないのだから
やはり、楽しかった?と問うことができない
つまり、パイロとクラピカで、クラピカの旅の報告をきく報告をする
という約束は、けして叶えられない約束なのだ。
そうであるから、悲しくて、やるせなくて、許せない。
映画だからって、たやすく叶えてはいけない。
クラピカが、無事自分の旅をしたとして
パイロはクラピカをお帰りと迎えることがないのだから
やはり、楽しかった?と問うことができない
つまり、パイロとクラピカで、クラピカの旅の報告をきく報告をする
という約束は、けして叶えられない約束なのだ。
そうであるから、悲しくて、やるせなくて、許せない。
映画だからって、たやすく叶えてはいけない。
「まずは仲間の目」
そう、ゴンとクラピカは言っていたけど
まさかそれがこんなにもクラピカの心身を削るとは
当人たちも、私も思いもしなかった。
もしかしたら、旅団への復讐の方が
憎い相手だからまだマシだったかもしれないと思うほど。
緋の目のコレクターも、クラピカにとっては
反吐が出るほどの欲望を持つ下衆どもらしいですけれど…。
己の身を削って奪い返してきたたくさんの目。目。目。
今まで私が見てきた創作同人作品では
奪い返すごとに燃やしてしまうケースが多かったので
目をずらっと祀っていたことには正直驚きました。
目をこの世に残しておくということは
再び奪い去られてしまう危険性を常に孕んでいます…。
二度と人目に晒されないためには、そして奪われないためには
燃やしてしまうのが必須。
でもそれをしないクラピカ。
私たちファンが思っていた以上にクラピカの心は
同胞を今でも求めていたんですね。
わかっていても、燃やせないんだね。
少しでも苦しみが無念が和らぐように祈りを捧げて
そして、少しでも傍にいたいんだね。
冨樫先生、お願いだから
最後の残りの目を奪い返すどころか
逆にクラピカが集めた目を奪われてしまうって展開だけは
勘弁してください。
クラピカ、身体は残っても心が死んでしまう…。
彼は、何かをひとつひとつ、失っていった
同胞を惨殺されて緋の目を奪われて
クラピカの心は生きながらに半分焼かれた
旅団とやっとの思いで対峙するとその部分が熱を持って疼いて
残りの心を蝕んだ
なんとか残っていた半分も
なんとか残っていた半分も
仲間の目を取り戻す過程で更に半分焼かれた
もう残っている心はあと少ししかない…
あと少ししかないんです。
あと少ししか。
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コメント
1. ◎拍手返信◎
拍手ありがとうございます。
深い、他にない、とのお言葉をいただいてしまって、恐縮ですというか最大の賛辞です。ありがとうです!!!!
よくいえばクラピカのことを誰よりも考え、悪く言えばクラピカのことしか頭にない(笑)、こんな私ですが、また読みたいと言っていただけるのであれば、これからも頑張りますヾ(@⌒ー⌒@)ノ
これからも、是非一緒にクラピカを愛でていきましょう♪
ありがとうございました!
2. ◎拍手返信◎
ツイッターではお世話になっております(`Д´)ゞ
ピカの今後、気になります気になりすぎて
なかなか夜寝れなくて昼眠いです(苦笑)
クラピカに幸せを共に願いましょう。
手を汚してきた彼ですが
それでも心は汚れていないのだから
幸せになるべきですよね。ならなきゃダメ!
頼みますよ冨樫せんせい…!
拍手ありがとうございました(^O^)