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月色の恵み

H×Hが大好きな純であり腐である乙女の感想や妄想をお届け★ H×H知識必須でお読み下さい(^-^)ノ☆

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ジャンプと日傘と公園と
2014年6月23日、月曜日。
その日はやってきた。

レオリオ、更にはクラピカのまとまな登場
それだけでなく
この先活躍が待っているのだと
大きな期待と驚きに
日本中が震撼してから一週間(ほんまかいな)。

私は、寝坊した orz


先週号の余韻がまだまだ抜けなくて
日曜日は早く寝よう思ってたのに無理で結局夜中起きてて
いつもの出勤時刻より一時間早く起きるつもりが
20分くらいしか余裕がない((((;゚Д゚))))

ととと、とりあえず20分あるから
最寄駅近くのコンビニ行こうと駆け込みましたが
「え…?ジャンプない?????」
今思うとおそらく寝坊でパニクってジャンプを発見できなかっただけ
だと思いますが
その時の私にはジャンプが見当たらなくて。

仕方なく電車通勤へ。
途中、コンビニ寄ってジャンプを確かめようとするも
先週はなかったはずの帯対策がとられていて
確認ができない!!!!!
いや、クラピカ載ってるってわかったら買うのに買うのに!
しかも時間無い…。

私は作戦を変更。
昼休みに昼食時間を削れば、今より落ち着いてジャンプを読める。
もういいよ確認は。ジャンプ買おう。

で、昼休み。

職場近くのコンビニに入ると
なんと確かに帯対策はされているものの「見本」置いてある!
なんて素晴らしいお取り計らい!
私は中を確かめました。
ない、ない、いない、ハンターはどこにのってどこどこどこ

あ…

一ページ目を目の端で確認するや否や
ジャンプ購入決定(笑)

お昼も軽くは食べようとサラダとドリンクを購入し
近くの公園へ向かいました。
まさか職場で読むわけにいかず、ってか読めないし。

デイロード公園みたく大きくも綺麗でもない公園ですが
そこのベンチに腰掛けて
日差しが暑いので日傘片手、ジャンプ片手。
読みはじめました。

ヨークシンシティでの死闘の後、
クラピカが辿った地獄が
冒頭の一ページから溢れてきて
わずかにページを繰るのが戸惑われて

めくるとそこには彼の痛いまでの本心がさらけ出されていて
独り生きてきた彼の6年間の……
ずっと見てきた私の14年間の……
全てがこのページの上に広がっていると思うと
私の思考も、ページをめくる手も、固まった。

あの時の感情は、5日たった今でも言葉にはできない。

愛しい…違う。
悲しい…足りない。
切ない…もっと鋭い。

人生でもあまりないと思われる全てが固まっていた私ですが
この時、わけあって人に話しかけられまして

全然気がついてなかったですよ勿論

仕方ないんですけどでも、
よくこの瞬間に話しかけてきたよ本当(笑)


冒頭の衝撃の中、気を取り直して
ページをめくり読み進めるも
この時はレオピカの通話さえなんだか朧げで。
相当な衝撃だったんです、ほんとう…(´д⊂)

ただ、ラストを見たときは
思わず公園で一人「え?え?えええ!!??」って声あげて驚いてしまいました(笑)
だって、ドン=フリークスって!300年って!
どんだけ面白くなるのこの作品!!!!!

読み終えるとまた冒頭の衝撃が蘇ってきて
すっごくすっごく泣きたくなって。
でもまだ午後のお仕事が残ってるから、ここはぐっとこらえて。
サラダランチをその場で食して、仕事に戻りました。

午後、仕事に取り組む中で
脳内で自動的に再生されてきたものがありました。

アニメサントラvol.3に収録されている
ヨークシンシティの町並みver2でした。
ああ、堕ちていくクラピカに似つかわしいからか。
呆然としながら仕事しました。(ホントに仕事はしましたよ)

帰宅途中に本屋さんで保管用にもう一冊購入しました。

夕飯も終えて、自室にこもり
ヨークシンシティの町並みver2を流しながら
深呼吸をして、二度目の読みにとりかかりました。

じっくりじっくり読みました。

特に冒頭部分は
クラピカの言葉ひとつひとつを噛み締めるように。
クラピカの心に思いを馳せるように。

言葉にできない思いが再びじわりじわりとやってきて
染み出した…という言葉が相応しい涙が出てきました。

追憶編のラストを読んだときは
誰にも見せられないくらい醜く声を上げて泣きましたが
今回は、じわっと静かに熱くなる涙でした。


何度か読むうち
甲斐田さんのクラピカの声も降りてきましたでも…
よく聞こえないんです。
脳内の甲斐田さんのクラピカの声は限りなく小さく、元気もなく…
でも、この叫びにも似た心の吐露…。
どうしても、せめて独白の中だけでも、叫んで欲しかった。
そしたら
甲斐田さんの幼少のクラピカが降臨したんです。
見開きのあの2ページ目、3ページ目のセリフ、
相変わらず小さくて元気のない声でクラピカがしゃべるのですが
幼いクラピカがそれに被せて
感情をたっぷりとこめて、泣きながら喋ってくれました。

ああ、そうか。
このクラピカは今のクラピカの気持ちだけど
この気持ちはあの12歳の時からずっと抱えていた気持ちだから

今のクラピカであると同時に、当時のクラピカでもあるんだ。

だから、今と幼少、両方の声が、きこえてきたんだ。

寝床に腹ばいになりながら、
ただただ、クラピカを感じ、思い、ジャンプを見つめました。


2014年6月23日の記録、終。

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