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月色の恵み

H×Hが大好きな純であり腐である乙女の感想や妄想をお届け★ H×H知識必須でお読み下さい(^-^)ノ☆

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風のうた コンサート
……行ってきました。
「風のうたコンサート」
https://www.kazenouta25th.jp/

※7月25日(火)22:30まで好評配信中です!!!!!!

チケット発売開始から
恐らく10数秒で決する激戦を勝ち抜けた
約20年来の友人から譲り受けて
銀座博品館劇場に
コロナ禍後、初めて上京して参りました。
(ありがとう、Aやちゃん!)

何から語ればいいやら。
何かを語れるのだろうか。


CX20世紀版ハンター×ハンターが大好きで
そのキャスト中心のミュージカルハンター×ハンターが大好きで
もう一度見たいと強く強く願い、でも
大人の都合でそれが叶わないことになってしまい
大好きだからこそ、それが悲しくて
願う想いに変わりはなかったけれど
それを言葉にして発信することは憚られるようになってしまって。

それが突然
CX20世紀版ハンター×ハンターの楽曲を全て作詞してくださってきた
うえのけいこ先生から、
先生のデビュー25周年記念のコンサートの詳細告知をツイッターで見て
願ってきたことのはずなのに信じられないくらい驚きました。
https://twitter.com/25th_kazenouta/status/1667079088497102848


チケットを譲ってもらえることになり
公式から配信決定の報が入り
それでもなかなか実感が湧かず、あっという間に当日が近づいてきて。

想いを強く寄せる方々にお手紙を書くのがやっとで
差し入れ…プレゼントもご用意したかったemoji
(その時綴ったお手紙の一部は後日このブログで公開予定)

お昼の部参加でした。
席は前方右手でした。
劇場自体が381座席とキャパシティ小さめだったので
(そりゃあ激戦にもなる)
右端ということも忘れる程に充分に臨場感ビリビリで。

開演前に座席に着くと、
既にハンターのサントラ楽曲が流れていて
この時点で涙腺にじわじわと刺激が……
だって、公の会場で大きな音量で
ハンターの曲が流れている、聴けること自体が
長年絶たれていたわけで。
座席に置かれていたセットリスト&感想送付先のQRコードを
大切にしまって、その時を待ちました。
応援観戦がOKということでしたので
当時のうちわを持っていきましたemoji
https://twitter.com/RiverBlassom/status/1678762740008247298


冒頭、舞台にプロジェクションマッピングに投影された幕に
遡っていく西暦と曲名が映し出されて
もうそれだけで涙が目に滲んで
喉の奥と胸が締め付けられたように痛くなって
感極まってしまって。
その感情収まらぬまま「風のうた」が始りました。
当時の歌い手、本田美奈子さんは今は帰らぬ人……
AKANE LIVさんがこの度は歌ってくださいました。
美奈子さんの声の伸びは、歌手の中でもずば抜けていたときいていました。
なので、そこは仕方が無かったとは思いますが
AKANE LIVさんから、ミトさんの想いの伝わってくる素晴らしい
新生風のうたに、じわっとあたたかい気持ちが胸に広がりました。

晴れた空お天気 こちらも美奈子さんに代わって
なんと、ミュージカルでカナリアを演じた鈴木真仁さんが歌ってくださいました。
風のうたのカップリング曲で
私は風のうたのシングルを手に入れたのがファンになってからかなり後だったので
少し、馴染みの薄い曲ではあるのですが
間奏等にサントラを思わせる曲調があったり、
曲自体もハンターワールドを感じる曲なので心地よく聞いていました。
鈴木さん、変わらず歌上手いなぁと聞き入っていました。

風向きが変わったらのイントロが流れてきて
ハッとさせられて。
ずっとずっと実感が無かった順ちゃんたちが
目の前でハンター楽曲を歌ってくださるっていう現実を
やっとやっと強制的に実感させられた感じで。
今の順ちゃんの歌うゴンは
きっとGI編もキメラアント編も終えたような
少しだけ大人になった落ち着いたゴンでした。
それでいて変わらないゴンの真っすぐな瞳が
目を閉じれば目の裏に浮かんでくるような。
長年ファンをやっているとわかる
ちょっと緊張した時のような表情の順ちゃんが
少しずつ解れていって、
客席近いところに座ってコテコテと首や体を振りながら
歌ってくださって。
それ見てると聴いてるとたくさんの想いが込み上げてきて
再び胸がいっぱいになって泣きそうに。

そのまま 魔性の天使 のイントロ流れるもんだから
もうヤバくて。
しかも加奈ちゃんめっちゃキレイでキルア思わせる濃紺のドレスで泣きそうに
なりながらぐっと耐えてる表情してて
私自身泣きそうになっててヤバかったけど、そっと心の中から
加奈ちゃん頑張って…と念を送り、拳を握りしめました。
何年か前に片岡プロデューサーのニコ生配信で
魔性の天使のカラオケを歌う加奈ちゃんを拝見して
当時より低い声でカッコよく歌ってるのを見て
こっちの進化したキルアを後世に残せないの勿体なさ過ぎる~~ッと
思っていました。
あの時からも更に磨きがかかった低めの声のカッコイイキルアが
そこにいてくれて、予想以上のキルアが体現されていて
情報過多で脳内大混乱で感情過多で胸が苦しくて。

そして 祈り の イントロ流れる。
「推し」という概念が世間に生まれる前からの私の推しキャラクラピカを
代表するキャラクターソング祈りを、生歌できけるのは、甲斐田さんが歌うのは
初めてのことで……。
心が追いつかない。体制を整えられない。無理。でも、イントロは流れて
甲斐田さんが舞台袖から登場して。
黒い衣装に身を包んだ甲斐田さんが目の前で祈りを歌い始められて
初めて聴く生歌の祈りは、キルアと同じく
低めの声で、よりカッコよくなっていて……
素敵とか、最高とか、会いたかったとか、たくさんの感情が押し寄せて
さっきまで苦しくて震えていたのにピタリとそれが止まって
聞き惚れているというより、固まってしまって。私。
もう一度、ずっと、甲斐田さんのクラピカに?甲斐田さん&クラピカに?
会いたくて会いたくて会えなくて?
それが突然目の前で?歌ってくれてて?より進化してて?
この目に耳に刻み付けたいのに、脳内処理がおいつかなくて
ただ、ただ、見つめて聴くことしかできなくて。
順ちゃんと加奈ちゃんには手元でうちわを振っていたのですが
甲斐田さんにはそれもできないくらい、固まってしまいました。
素敵、最高、カッコイイ……こんな言葉で言い尽くせないくらいの
今の、甲斐田さんのクラピカに、こうして会えて、私、幸せでした。

DANCIN‘ヨーデルナイトが突然始まって
マイクスタンド操りながら(?)郷田さんがステージを席巻!(笑)
一気に会場が郷田レオリオの空気に変わった!!!!
しかもレオリオっぽいサングラスかけてる!!!!!
私がレオリオに恋した思い出の曲……そのもので、
マイクスタンドパフォーマンス&グラサン付き!!!
笑顔に、泣き笑いになってしまったemoji
ヨーデル部分どうするのかと思ったら
まさかの棒立ち!!!!!!!
カッコよさと外しのギャップが凄いのよギャップが!!!
(時折歌詞を間違えておられたけど、それはカンニングせずに意味として覚えていらっしゃったのだとわかる間違いだったので、そこは生の御愛嬌!覚えて歌ってくださって嬉しいしありがたいって思いました!)

復讐の時を、
MCの木内さんが前段階の歌の詩を朗読してくださり
マダムの大輝ゆうさんに代わって
カイト役の岸祐二さんが歌ってくださいました!
めっちゃ歌いこんでくださってて力強い男性バージョン
かっこよかったです…嬉しい……!!!

熱を持たない闇人形、答えは出ている、
両曲を当時のミュージカルのままイルミ役風間水希さんが歌ってくださって…
当時のままの迫力に圧倒されて、
私は一気に当時生で観たミュージカルのあの時にタイムスリップしたような
感覚に襲われました。
そう、あの時も水希さんの迫力のある生の歌声から倒せない怖い兄貴、イルミ…
を感じ取って、舞台のイルミが、ここに、いる…!!!!!って
それなのにどこか美しくて、倒錯的で
まさにオクターブの甘い声に酔わされるような。
そんな想いを、一息に思い出して、涙ぐんでいました。

大きなリンゴの木の下で、ヒソカ役広樹くんに代わって
またまた岸さんが歌ってくださり、
しかもかなり広樹くんのヒソカの癖を掴んで再現してくださってて
こちらもとても嬉しかったです!
笑い声とか、冒頭の歌い出しとか、完璧でしたemoji

もうこんなことはよそう
順ちゃんのゴンが当時のゴンすぎて…
真仁さんのカナリアも当時を彷彿とさせて
黒いフードを被る衣装も素敵でした。
そして今回のセットリストの中で唯一の掛け合い
一番ミュージカルそのものに近い形で
聴けてうれしかったemoji
1フレーズだけ、レオリオとクラピカの声も入るところも
舞台上にはいないけどちゃんと音声は入ってきてて、
当時の声なのか、舞台袖で生で入れてくれてるのか
わからなかったのですが
トークの時間でゆっきいさんが当時の声を抽出して
入れてくれていると教えてくださいました。
どうりで、DVDとほとんど同じ印象のはずだぁ…

友達だから
この歌、大好きで。クラピカが歌う歌の中で一番好きで。
CX20世紀版のハンター×ハンターの
あのミュージカルまでで魅せてくれていたクラピカの
全てが凝縮されていると思っていて。
当時生で観た時に放心しそうになるほど、
全てが詰まったクラピカに会えて嬉しかったこと、今でもはっきり覚えています。
それをもう一度拝めるありがたさ……
しかも、しかも…
レオリオの歌い終わりの部分に被せてクラピ甲斐田さんも登壇して
一緒に歌ってるぅ~~
レオリオとクラピカのシーンの歌だから、
でも今回はお芝居はないから、
そのあたりのニュアンスというか雰囲気をどう出すのだろうと
思ってたら、たら…
ふたりで一緒に歌うとかどんだけエモいのだ…emojiemojiemoji
一番好きな歌でヤられた……ぐはッ…えりの心は倒れた。
クラピカとレオリオが
「友達だから仲間だから絶対見捨てちゃいけない。燃え尽きても構わないぜ」
って揃って言うって、ほんと…ほんと……
クラピカ…レオリオと一緒にいてくれたら、こんなに安心してあげられるのね…と。
ゴンとキルアから見て、頼りになる兄のような友達ふたり、
レオリオとクラピカ、その大きな背中を見たようで
ハンター試験の頃の4人の姿を思い出すようで
エモいね…エモすぎるね……
更に
「今日は服を着てくれていて、よかったemoji
「脱ぎたいのは山々だったんだけどな。一応、失礼になるからな」
って、会話を……クラピカ&レオリオで会話を…
ミュージカルではレオリオが(実際には上半身、設定としては全身)脱いでたことを
受けての会話を……してくれて
私は夢でも?願望が見せる幻でも?見ててるんだろうか?
クラピカのパート、今の甲斐田さんバージョンのクラピカは
より繊細になっていて、なんというか
以前は独りで強く駆け抜けていくカッコよさだったのが
今は寄り添ってあげたい色気・隙のあるカッコよさになっていて
って思ってる所に、再び郷田レオリオさんが戻ってきて一緒に歌うから
だからもうダメだって!一緒に歌うのはエモすぎる…
「友達だから仲間だから苦しみを分け合えるなら、友達のため仲間のため
 どんな夜明けが待つのだろう」
寄り添ってあげたいカッコよさを感じたところに
レオリオが寄り添ってくれて、そして
あの時は独りで待ちわびた夜明けを
今はレオリオとふたりで笑顔で待っている、とか、とか
生きてきて、よかった……クラピカ、幸せになってる…ありがとうございます。
ふたりなら、きっと大丈夫だ。この先、何があっても…emoji

自分の道
ゴンたち三人でキルアに語りかける歌。
懐かしさを感じつつ、間奏の箇所で
ここでミュージカルだとキルアに皆が直接語りかけるんだよな…
と、脳内でセリフを朧気ながら再生させた。
見えないけど、舞台正面にキルアがきっといた。

さあ行こう
ハンミュthe nightmare of Zaoldyeck ラストの曲。
これを生で聴いたあの時、受験が控えていて。
成長しよう、頑張ろう、と背中を押してもらいつつ
もう一度また生でミュージカルが見たい皆に会いたいと思ったこと。
いえ、思い続けてきた。
この歌を、きいた21年前から、ずっと待ってた大好きだったって。
感慨深く聞き入りました。
何度も聴きこんだDVDの音源とはまた違うクォーテットがきけて
20年越しの願いが結実する幸せをいただき、
本当にありがとうございます。


他にも素敵な曲をきかせていただいたのですが
当日はハンターで体力を使い切り
(涙こそ零さなかったものの胸が苦しくて固まって震えてを繰り返したので)
終演後実は3時間ほど、軽くですが腰が抜けてしまい
歩こうとするのに脚に力が入りずらくてどうしようかと思いましたし、
これを書いている今も、思い出しながら書いてたら
今度は涙零して泣いてしまって、昨日の筋肉痛と泣き疲れで
眠たくなってくるしで、満身創痍なので
泣く泣く割愛させていただきます。
(ほんと素敵で初見で気に入った曲もあるくらいです!とだけ!)

ありがとうございました。本当に。
これまでのハンター×ハンターという作品に携わる皆様とのご縁に
深く深く感謝申し上げます。
願わくば、これからも続いていきますように……

とりあえず参加レポート書ききったので、配信終了日まで
アーカイブ視聴リピートしまくります!諸々はその後だ!!!!

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